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法学類月報第89号を発行

法学類月報第89号を発行

法学類月報は、広報委員会および学生ボランティアの協力により、法学類の最近のトピックやコラム、エッセイなどを通じて法学類の「今」を関係者の皆様にお伝えするものです。

※試行的にhtml版を直接掲載しています。PDF版はページ下部のリンクからご利用いただけます。


今号は丸本先生のエッセイ、岡山大学法友会とのオンライン交流会についての寄稿、夏季Webキャンパスビジット開催のお知らせです。ところで、丸本先生のエッセイは詰まらず読めましたか?正直に白状しますが、私は何度か止まりました。夏休みの勉強の課題にしようと思います。さて、次号の発行は9月です。元気に夏を乗り越えましょう。あ、その前に期末試験がありましたね。

教員エッセイ:第52回 丸本由美子先生(日本法制史)

7月も半ばになった(本稿執筆時点)。キャンパスの緑はいよいよ猛く、少し前から聞こえ始めた蝉の声にも勢いがついてきた。合歓の花の甘い匂いは物憂く、反面、陽射しも雨脚も強弱が極端で、おちおち休めない気分を掻きたてる。立葵も嫋やかな花が随分と高くなり、本格的な夏はすぐそこだ。

さて、読者諸氏は、夏は好きだろうか。

筆者は、率直に言って苦手である。子供時分には照り付ける日差しを遊び相手と心得て寸暇を惜しんで戸外を走り回りもしたが、それも今は昔になりにけり。今や、皮膚は陽光に負けて蕁麻疹を呈し、暑気に当てられて身体も思考も重怠くぼやける有様。汗が、流れるほどでもなくにじんでべたつくのも不快なら、滴るほどになって衣服を濡らすのも鬱陶しい。更には、外気温と体温が連動するという恒温動物にあるまじき性質をも獲得してしまい、とりあえず寝ていたい。エアコン&お布団最高。

と、「苦手」な理由は縷々挙げられるのだが、それら全てを正面から蹴倒して陽射しの、あるいは微妙な曇天の下に飛び出していく契機が、筆者には一つだけある。

ツーリング、がそれだ。

26歳の車、17歳のバイク、どちらも所謂「旧車」の年になって手が掛かるが、奴らとともに経験する事は、迷子や台風や豪雨や強風や寄り道や行き止まりであろうとも、私にとってかけがえのない宝である。

……昨年来、往来自粛でさっぱりであるが。

結論。とっとと予防接種済ませようや。

ツーリングイメージ画像:能登のどこかにて

能登のどこかにて

※Web版初出時,エッセイのタイトルが誤っておりました。お詫びして訂正します。

 

公認サークル活動報告:
金沢法友会・岡山大学法友会とのオンライン交流会

コロナ禍が続く中ですが、金沢法友会「岡山大学交流プロジェクト(岡プロ)」では、今年度も無事に新入生を迎えることができました。昨年度は、県外への移動が全面的に制約されてしまったため、岡山大学法友会とのディベート・プレゼン大会による交流を目的にする岡プロは、これからの活動をどうするのかという大きな問題に直面しました。新たな形を開拓すべく、昨年秋からオンラインでの交流会の導入を模索していましたが、今年度に入り、やっと実現にこぎつけることができました。

オンラインでの活動の利点は、距離を飛び越える気軽さです。これまでは、1年に2回、岡山と金沢を行き来し交流会を行っていましたが、オンライン上ではコロナ禍前よりも交流の回数が増えました。ディベート大会前のアイスブレイクも複数回実施することができ、より親睦を深めることができました。このことは、ディベートの議論を深めることにも大いに役立ったのではないかと感じています。

オンラインの恩恵を実感する一方で、現地に赴いて、会食や観光もしつつ、対面で交流する機会の貴重さも、改めてよく分かりました。これからはコロナ後も見据え、交流回数を増やすことのできるオンラインと、親密な交流ができる対面の2つの利点を組み合わせて、いっそう活発な交流を実現したいと考えています。

オンライン交流イメージ

(金沢法友会:3年生 佐藤駿丞・2年生 山口貴史)

お知らせ:夏季Webキャンパスビジット

今年度も金沢大学では、この夏休みにWebにてキャンパスビジット(旧・オープンキャンパス)が開催されます。

昨年度の法学類の夏季Webキャンパスビジットはオンデマンドコンテンツのみでしたが、今年度はオンデマンドコンテンツに加え、期間中の8月9日から11日の3日間、各45分のリアルタイムコンテンツ配信が予定されています。受験生やそれ以外の高校生が知り合いにいる、という方はぜひお知らせください。

……画面越しの視聴者を申し込み本人だけに制限できないので、現役学生の皆さんにとってはある意味「よそ行き」顔をした教員を見られるチャンスかもしれません。

※この月報発行時にはもう既に申し込みが開始されています。予約空席がない場合はご容赦ください。

詳細はこちら:OPEN CAMPUS 2021 金沢大学(https://campusvisit.w3.kanazawa-u.ac.jp/


  • 法学類の学生、卒業生、教員に関係するイベント等の情報を、ぜひお寄せください。
  • 関係者の皆様のご寄稿を歓迎します。採用された方には、法学類グッズを進呈します。
  • 本誌のバックナンバーは、金沢大学法学類Webサイトに掲載していますのでご覧ください
    (https://law.w3.kanazawa-u.ac.jp/category/brochure/geppo)
  • また、メールでの定期配信(無料)をご希望の方は、金沢大学人間社会系事務部学生課 (n-kyomu※adm.kanazawa-u.ac.jp)までお申し込みください(※マークをアットマークに変更してご利用ください)。
  • お読みになってのご意見ご感想は、上記メールアドレスまでお寄せください。

 

法学類月報第89号(PDF版)は、こちらです。

なお、バックナンバーはこちらのページをご覧ください。

第1号から第60号までの総目次を、こちらからご覧いただけます。