卒業後の進路
金沢大学法学類の卒業生は北陸3県を中心に全国の多様な分野に進出しています。
法学類は,国家公務員・地方公務員の採用試験で多くの合格者を輩出しているほか,多様な分野の民間企業にも人材を送り出しています。
法学類卒業後,より高度な専門知識の修得や学問的関心の充足を図りたいという学生のためには,大学院修士課程(法学研究科法学・政治学専攻)が設置されており,各国の留学生を含む多様な環境で勉学を深めることができます。同研究科は,研究者のみならず,高度職業人を各界に送り出しています。
本学出身の司法試験合格者は各地で裁判官,検察官,弁護士(法曹といいます)として活躍しています。司法試験を受験するためには原則として法科大学院への進学が必要となります。法学類卒業後,本学または他大学の法科大学院に進学する学生もいます。
金沢大学には,北陸地方で唯一,法科大学院が設置されており,ここでは,学部で学んだ法理論の応用と,法曹として必要な法律実務の基礎を学びます。例えば,専門書や判例を読む「座学」だけではなく,法律相談を受けたり,法律事務所で研修を行ったり,弁護士役,検察官役,裁判官役に扮して模擬裁判を行ったりといった実践的な授業が数多く設けられています。そのため,研究者だけでなく,法曹経験者や現役の弁護士や裁判官も授業を担当しています。詳しくは,金沢大学法科大学院(法学研究科法務専攻)のホームページをご覧ください。
主な就職先については全学の就職支援室のホームページで公開されています。