金沢大学大学院法学研究科・法学類は、この度台湾の東呉大学法学院と交流協定及び学生交換覚書を締結することとなりました。協定・覚書締結式と、記念シンポジウムを下記の通り行いますので、奮ってご参加下さい。どなたでもご参加いただけます。

• 日時：2025年2月13日（木）10:00～12:00
• 会場：金沢大学人間社会第1講義棟302講義室
• 記念シンポジウム
  • 江存孝（東呉大学法学院助理教授）「最近の研究活動の紹介――小野清一郎の『東亜法』思想について」

    要旨：報告者は最近、日本近代における法学者の思想に着目して、法の近代化の問題を思索している。本報告では、刑法学者小野清一郎（1891-1986）の「東亜法」思想を中心にして、氏による中華民国と満州国の刑法典に対する研究、「東洋」が存在するか否かに関する議論、そして日本法理研究会で主張された大東亜法秩序についてささやかな紹介と考察を行う。

  • 中村正人（金沢大学法学系教授）:「最近の研究活動（法制史料訳注作業）の紹介」

    要旨：近年報告者は中国法制史料の訳注作成を中心として研究活動を行っているが、本報告では現在訳注作成中の史料について、その概要や史料としての価値及び作業の進捗状況等について紹介する。

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