2023年2月24日、ウズベキスタン、カンボジア、ベトナム、モンゴルの日本法教育研究センターの8名の学生が、同センターの松尾陽センター長と瓦井由紀講師の引率で本学の「角間の里」を訪れ、法学類の法理学ゼミの学生や大学院生と交流をしました。各国の死刑制度をテーマとし、すでに死刑を廃止しているウズベキスタン、カンボジア、モンゴルの死刑廃止までの経緯や、存置しているベトナムと日本の死刑制度について報告があり、その後にグループに分かれて議論を行いました。各国それぞれ固有の歴史と社会があり、それらを踏まえた議論を通じて、異なった視点や意見に触れることができ、有意義な交流となりました。なお、本学法学研究科法学・政治学専攻（修士課程）では、同センター修了者のための特別選抜を行っており、この選抜を経て昨年10月に入学した4名の院生もこの交流会に参加しました。

本研究科では同センター出身の院生を支援するため、「金沢大学法学研究科・特別選抜留学生支援基金」を設け、皆様のご寄付をお願いしております。ご協力をいただける方は、本学基金室Webよりお申し込みいただきますよう、お願い申し上げます。（足立英彦）