3月12日、エジンバラ大学から修了証を得た第1期生12名が帰国しました。
本研修は法学類及び法学・政治学専攻、法務研究科の学生を対象としたもので、3週間ホームステイをしながら、イギリス・エジンバラ大学で法律に特化した英語を学びます。エジンバラ大学は400年以上の歴史を誇り、世界大学ランキング19位(2016/17年度QS世界大学ランキング)に位置する有力大学です。また、スコットランドの首都でもあるエジンバラは町全体が世界遺産に登録されており、このように歴史的・文化的にも優れた場所で過ごすこと自体も大変よい経験になります。
今年はスコットランド及びイングランドの法制度・法律に関する講義、英国の有名判例のポスター発表や法的なトピックについてのプロジェクト活動(街頭インタビューや調査を基にしたプレゼン)等、様々な活動に取り組みました。
一般の英語能力のみならず法律の基礎知識も必要となるため、単なる語学研修よりは難易度は高いものですが、スコットランド議会見学や法廷傍聴等の活動も含まれており、とても充実した研修です。実際に参加者からも、英語能力の伸びを実感した、という感想が寄せられています。
法律専門英語の研修はエジンバラ大学にとっても初の試みということでしたが、金沢大学の学生はとても熱心でよい学生であり、来年以降の研修生と会うことを楽しみにしている、と極めて高い評価を得ています。英語能力を向上させ、また、法律の知識を再確認することができるこの研修は、将来のキャリアの可能性を広げるきっかけともなるよい機会です。この研修によって、法律を用いてグローバルに活躍する人材が育つことを期待しています。
2017年度(第2期生)の募集は6~7月を予定しています。次回も多くの学生の応募を期待しています。
※ 学類1~3年生については、後期開催(予定)の事前研修を含め、学域GS言語/海外語学研修の単位が認定されます。
4年生及び大学院生(法務研を含む)には単位は認定されませんが、参加は歓迎します。
また、4月25日(火)4限に第1期生の事後報告会が開催される予定です(詳細は追ってお知らせします)。
研修の実際の雰囲気を知りたいなど、関心のある法学系の学生はお気軽にご参加ください。
カールトン・ヒルから旧市街を望む
エジンバラ城
アーサーズ・シート登頂
ポスタープレゼンテーション
グループディスカッション
先生・チューターとの全体写真