公認サークル金沢法友会のプロジェクト「法教育研究部会」では、10月31日に滋賀県立守山中学校にお伺いして、 法教育の出前授業を行いました。授業は、前半・後半50分ずつ合計100分の構成で、これを2クラスに対して提供し ました。 今回は昨年に続き、契約を取り上げましたが、労働契約を素材とし、まず前半では契約のしくみと、契約としての としての雇用関係を理解し、後半では、いわゆる契約自由の原則だけでは不都合が生じることを、具体例に即して 考え、労働者と使用者の力の差を修正するための、労働法の必要性を学ぶ内容としました。 学生は、中学生の元気さに圧倒されそうになりながらも、法的な考え方が伝わるよう工夫をこらした授業を実践 していました。