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金沢市条例企画立案研修@金沢学生のまち市民交流館・交流ホール

金沢市条例企画立案研修@金沢学生のまち市民交流館・交流ホール

金沢市では、市が直面する政策課題の解決に必要な政策形成能力や法制執務能力の向上を目的とした条例企画立案研修を開催しており、本学法学類教員の長内祐樹(准教授 行政法・地方自治法)がその講師を担当しています。 本研修は、条例制定にかかわる法律問題についての講義を行い、その上で、グループワーク形式で模擬条例の企画立案を行うというスタイルのものなのですが、平成22年度からは、同年に施行された金沢市学生のまち推進条例に便乗させて頂くかたちで、毎年、本学法学類生(主として行政法ゼミのゼミ生)も本研修に参加して、金沢市職員の方々とともに模擬条例の企画立案を行ってきました。 本年度の研修では、最近、各地で制定の動きが特に顕著となっている「公契約条例」、「流入車両規制条例」、「自転車安全利用条例」、「客引き行為等規制条例」という四つテーマに関する模擬条例案の作成を目標に、平成24年10月1日の第1回研修を皮切りに、翌平成25年1月22日の成果報告会に向けて研修が行われました。 第1回研修では、本学名誉教授であられる鴨野幸雄先生(憲法学)から基調講義を賜り(写真はその際の様子)、以降、金沢市の職員の方々及び本学法学類生で構成される四つのグループが、それぞれ、月2回程度の全体研修や各グループごとの自主研修を行い、立法事実の検討及び条例の適法性のチェックを経て、政策企画書、条例案の概要、条例及び規則の作成までを行い、1月22日の成果報告会では、四グループ全てが見事に条例案の発表を行うことができました。 なお、最後になりましたが、職員の方々にとっては職務の一環であるはずの本研修に、本学法学類生の参加を認めた頂き、貴重な法制執務の実習の機会を与えてくださっている金沢市文書法制課には、心より厚く御礼申し上げます。

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