1/25 特別講演会「司法書士の業務について」を開催
1月25日、日本司法書士会連合会会長の今川嘉典先生(本学法文学部法学科OB)をお迎えして、法学類特別講演会「司法書士の業務について」を開催しました。
講演では、司法書士制度の沿革を踏まえ、現行司法書士法が司法書士の業務内容を定めているが、現実には条文の文言や一般的なイメージ以上にたくさんの業務があることを、司法書士の中核的な業務である不動産売買取引に関わる業務と財産管理・成年後見等関連業務を素材として、ご説明頂きました。不動産売買取引においては、司法書士が関与することによって、取引の安全がどのようにして図られているか、財産管理・成年後見等においては、司法書士会がいち早く会員の研修等の組織的な取組みを行った結果、司法書士が成年後見人等に選任される例が非常に多くなっていることを、ご自身の経験も交えて、分かりやすくお話しいただきました。
学生にとっては、全国規模で活躍されている卒業生から直接お話をうかがう機会となっただけでなく、将来の進路選択のために有益な情報を得ることができました。