10/27 金沢法友会の学生による法教育出前授業(滋賀県立守山中学校)
公認サークル金沢法友会のプロジェクト「法教育研究部会」は、10月27日に滋賀県立守山中学校にお伺いして、法教育の出前授業を行いました。授業は、前半50分・後半50分の合計100分の構成で、これを2クラスに分けて実施しました。
今回は、校則を素材としてルール作りをテーマとする授業を提供しました。前半は、校則を持たない中学校を舞台に、自由、規制、適正手続の関係をポイントに、中学生に提示した校則案Xの対案Yを考えてもらいました。後半は、前半で考えてもらった対案をグループでまとめてから、いくつかの条項の検討結果を、全体でフィードバックし、まとめとして秩序やルールは必要であるけれども、その前提として自由がより重要であることを理解してもらう、という内容にしました。
参加した学生は、中学生と積極的にコミュニケーションを取りながら、法的なものの考え方が伝わるよう工夫した授業を行いました。なお、当日は明治大学文学部(教職課程)の藤井剛先生が参観にお越し下さり、授業終了後の反省会の席上、数々の有益なコメントを頂きました。