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法学類月報第119号を発行

法学類月報第119号を発行

法学類月報は、広報委員会および学生ボランティアの協力により、法学類の最近のトピックやコラム、エッセイなどを通じて法学類の「今」を関係者の皆様にお伝えするものです。

※試行的にhtml版を直接掲載しています。PDF版はページ下部のリンクからご利用いただけます。


ゴールデンウィーク⽬前です。⼀昔や⼆昔前には、GW 明けにはキャンパスの⼈⼝密度が下がる、みたいなことを⾔われていましたが、今はそうでもなさそうです。今号は新年度にあたっての学類⻑からの⾔葉、エジンバラ⼤学の法律英語研修の体験記、⼈事のお知らせです。


ようこそ法学類へ:
法学類長 合田篤子先生

角間キャンパスの桜並木新入生のみなさま、ご入学おめでとうございます。この法学類月報が発行されている頃には、そろそろ新生活にも慣れ、軽く一息つけているでしょうか。ただ、4月1日から緊張の連続で、実は心身共に疲れていることに自分自身気が付いていないことがあります。特に、この4 月から親元を離れ、一人暮らしを始めた方は学業だけではなく、生活全般をすべて自分でこなす必要があり、そのような状況になりがちです。新入生に限ったことではありませんが、「5月病」という言葉の通り、まもなく訪れるGW を境に心身共に疲れが出る学生さんも少なくありません。

そのようなときは、ご家族や友人はもちろん、ぜひ、大学の教員にもお声がけください。大学の先生というと、敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、教員はみなさまが思っている以上に学生さんのことを気にかけていますし、これまで多くの学生さんを見守ってきた経験もあります。

新入生だけでなく2 年生以上の皆さんも、お悩み相談のほか、こんな制度や施設があれば、学びがより深まるだとか、友人との交流が図れるだとか、法学類(大学)への要望や、ちょっとしたアイデアでも良いので、ぜひ、お寄せください。教職員一同、「学生ファースト」の気持ちで、この法学類をよりよい学びの場としていきたいと思っております。

 

Edinburghだより:「留学で本当に得たもの」

エジンバラ語学研修の初⽇、ホストファミリーがスコットランドの伝統料理を作ってくれました。それを⾷べて、「柔らかいお⾁と、バターを濃厚に感じるパイがとても美味しい!」と正直驚いた私。イギリス滞在中の⾷⽣活にはそれほど期待していなかったのですが、実際は事前に⽿にしていた噂とはまったく違いました。

街中には、イタリア料理や中華など国際⾊豊かな料理店が並び、⽇本のたこ焼き屋さんもありました(ホストマザーによるとアジアの料理が⼈気だそうです)。おしゃれでかわいいカフェもたくさんありましたし、もちろん伝統的なパブも賑わっていて、多くの⼈から愛されていることが分かりました。3 週間のあいだ、実際に現地で⽣活し、⾃ら体験することで得られた発⾒がたくさんありました。

実は、私は英語が得意ではありません。英語を話そうとすると不安やプレッシャーから頭が真っ⽩になり、何をしゃべっているのか分からなくなるくらい苦⼿意識がありました。しかし、エジンバラ⼤学の先⽣が最初にくれた⾔葉は、「あなたたちは凄いことにチャレンジしている。私は英語だけを話すけれど、あなたたちは⺟国語以外にもう⼀つの⾔語を習得しようとしている。難しいことにチャレンジしているからこそ、失敗も沢⼭あるかもしれけれど、挑戦することが⼤切。Donʼt be afraid of your try!」でした。

エジンバラでは、⽂法がぐちゃぐちゃで発⾳も正確ではない私の英語を、ほとんどの⼈は笑顔で、時には真剣に聞いてくれました。正しい英語を話すことが全てだと思っていた私は、この語学研修を通じて、拙い英語であってもコミュニケーションをしようとすることが⼤切なのだと学びました。「留学は視野を広げる」という⾔葉は本当だった、と感じた語学研修でした。

左から、スコットランドの伝統料理 ミンス&タティーズ、ステーキパイ・チリカレー・フィッシュ&チップス、ロンドンの素敵なパブ

左から、スコットランドの伝統料理 ミンス&タティーズ、ステーキパイ・チリカレー・フィッシュ&チップス、ロンドンの素敵なパブ

法学類3年 S. H.

 

教員人事のお知らせ

  • 3月31日付で、法科大学院の本間学准教授(民事訴訟法)が桃山学院大学法学部へ異動されました。
  • 4月1日付で、法学類に田村侑也講師(国際私法)が着任されました。

人事のお知らせ

  • 4⽉1⽇付で⼈間社会系事務部学⽣課(教務・学⽣担当)(法学類担当)に新しく松本瑠美⾹さんが着任されました。

  • 法学類の学生、卒業生、教員に関係するイベント等の情報を、ぜひお寄せください。
  • 関係者の皆様のご寄稿を歓迎します。採用された方には、法学類グッズを進呈します。
  • 本誌のバックナンバーは、金沢大学法学類Webサイト(https://law.w3.kanazawa-u.ac.jp/category/brochure/geppo)に掲載していますのでご覧ください
  • また、メールでの定期配信(無料)をご希望の方は、金沢大学人間社会系事務部学生課 (n-kyomu※adm.kanazawa-u.ac.jp)までお申し込みください(※マークをアットマークに変更してご利用ください)。
  • お読みになってのご意見ご感想は、上記メールアドレスまでお寄せください。

  • 法学類月報第119号(PDF版)は、こちらです。
  • なお、バックナンバーはこちらのページをご覧ください。
  • 第1号から第60号までの総目次を、こちらからご覧いただけます。

【更新】2024年4月26日13:20:初出時、本間学先生のご担当科目名が「民法」となっていたものを「民事訴訟法」に訂正しました。本間先生はじめ皆さま、申し訳ありません。お詫びして訂正いたします。