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法学類月報第116号を発行

法学類月報第116号を発行

法学類月報は、広報委員会および学生ボランティアの協力により、法学類の最近のトピックやコラム、エッセイなどを通じて法学類の「今」を関係者の皆様にお伝えするものです。

※試行的にhtml版を直接掲載しています。PDF版はページ下部のリンクからご利用いただけます。


大雪警戒のリモート開講は学生さんには便利ですね。大学にとっても皆さんを危険から遠ざけることができるという利点に加え、講義室等の電…ゲフンゲフン。そんな冬の今号は、岡室先生のエッセイ、キャリア支援講演会の報告と就活体験記です。ボランティア活動に参加する際には、自身の健康・安全にも十分留意してください。


教員エッセイ:
第75回 岡室悠介先生(法科大学院/憲法)

此の度の能登半島地震による被災者の方々には、この場を借りて心よりお見舞い申し上げます。とりわけ、現在でも避難所での不便な生活を強いられている方々を報道で見る度に胸が痛みます。被災地の一日も早い復興を願うばかりです。

もっとも、今回は震度7を観測した志賀町の北陸電力志賀原子力発電所については、定期検査中のため稼働を停止しており、原子炉からの放射性物質の流出といったシビアアクシデントが今のところ生じていないのは、不幸中の幸いであったのかもしれません。ただ、今回は、耐震設計上の想定を上回る地震動の発生や、周辺の海岸隆起といった現象も見られました。再来年を予定している志賀原発の再稼働については、発電所周辺の地盤断層に対する再調査、住民避難計画の再策定などを含め、抜本的に見直す必要があるでしょう。

また、同じく震度6強の揺れにより、市内にある家屋の多くが倒壊した珠洲市でも、原発の建設計画が地元住民による反対運動により頓挫したことがありました。もし、ここでも原発が予定通り建設され、その稼働中に今回のような地震に見舞われた場合、2011年の福島第一原発での事故の惨状を踏まえると、どれほどの被害が発生したと考えられるのか私には想像がつきません。北陸に住んでいる人間として、しばらく珠洲には足を向けて寝られない気持ちになっています。

今回の地震で破損した研究室のプリンター

今回の地震で破損した研究室のプリンター

 

最近の出来事から:「法学類キャリア支援講演会」を開催しました

2023年12月19日、昨年度に引き続き「法学類キャリア支援講演会」を開催いたしました。

今回は、⾏政法ゼミ出⾝で、現在衆議院事務局に勤務されている寺⼝克雪さんが「省庁(⾏政府)ではなく衆議院(⽴法府)で働くこと」というタイトルで講演をしてくれました。

公務員試験について、衆議院事務局というニッチ?な職場の具体的職務、仕事と生活の関係などについて、実体験に基づいたイメージしやすい講演をして下さり、学生も興味深そうに聴いていたのが印象的でした。

寺口さんには、東京からわざわざ金沢まで足を運んで頂き、充実した内容のお話と、分かりやすい質疑応答をして下さったことにつき感謝申し上げます。

「法学類キャリア支援講演会」当日の一コマ

長内祐樹(行政法)

 

就職活動体験記:「他人と違う進路を目指すとき」

私は、大学入学直後に絵を描き始め、ゲーム会社にデザイナーとして就職することが決まりました。法学類生の中ではかなり珍しい進路のはずです。そこで私からは、同じ進路志望の少ない人や、法学から遠い分野の進路を目指す人に向けて、体験記をお届けします。

私のようなタイプの就活で一番大事なのは、意固地にならないことだと思います。周りが目指さない道を行こうという発想は、自分は他の人と違うのだという考えに結びついてしまいがちです。私の場合、絵を仕事にしたいと考えた時に、「技術向上に役立たないことは捨てる」という方法をとることもできました。大学の授業やゼミ、同級生の話に時間を割かないという選択もありえたわけです。しかし、私の就活経験上、それはおすすめできません。なぜなら採用過程では、「大学で学んだことは何か」「ゼミや研究室でどのように人と関わってきたか」を見られるからです。私のような技術職の採用面接でも、技術以上にこれらのことが確認されましたから、その他の職種では尚更でしょう。希望進路に応じた勉強はもちろん必要ですが、大学で様々な講義を受けたり、キャンパスライフ自体を楽しんだりすることも大切だと思います。

自分の学ぶ分野(法学)から同じ進路を目指す人が少ないということは、自分と同じ職種の人で法学に詳しい人間が少ないということ、つまりそれが自分の個性になり、武器になるということです。たとえ法学に関係のない進路を目指すとしても、大学での学びを切り捨ててしまうのはもったいない。注力したい分野がある場合こそ、視野を広く持ってみてはいかがでしょうか。

(法学類4年 K. T.)


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