お知らせ

法学類

お知らせ

法学類月報第115号を発行

法学類月報第115号を発行

法学類月報は、広報委員会および学生ボランティアの協力により、法学類の最近のトピックやコラム、エッセイなどを通じて法学類の「今」を関係者の皆様にお伝えするものです。

※試行的にhtml版を直接掲載しています。PDF版はページ下部のリンクからご利用いただけます。


今号の発行日直前の金曜日、ついに、大雪を警戒して登学禁止となってしまいました。そんな年の瀬の今号は河合先生のエッセイ(在外研究だより)、公認サークルE7、大友ゼミ(知的財産法ゼミ)それぞれの活動報告です。みなさま、よいお年をお迎えください。


教員エッセイ:
第74回 河合晃一先生(行政学)

10月から短期ではありますが、アメリカのカリフォルニア大学バークレー校で在外研究をしています。そこで先日、行政学の研究の一環としてカリフォルニア州政府やサンフランシスコ市等の職員採用説明会に参加する機会を得ました。

日本とアメリカの採用方法には、官民を問わず根本的な違いがいくつかあります。例えば、アメリカではポストに欠員が生じるごとに、そのポストに対して人材を募集する「ジョブ型」の採用方法をとっていると言われています。対して日本の場合は、新卒一括採用した後に人材を各ポストに配置していく「メンバーシップ型」が中心です。このような教科書的知識は私も持っていたものの、実際どのように「ジョブ型」の採用がなされているのか、これまで具体的なイメージをつかむことができませんでした。そこで、説明会に参加してみたわけです。

紙幅がないので結論を簡単にまとめますと、「ジョブ型」採用は、公務のWeb求人システムを介してシステマチックに行われています。例えば、カリフォルニア州政府で公募されているポストは、CalCareers(https://www.calcareers.ca.gov/)というサイトにポスト別に掲載されており、各ポストに求められる能力として、資格や大学での科目履修状況なども示されています。

ややマニアックな話になってしまったかもしれませんが、海外の制度やその運用を理解することは自国の制度のあり方を考える上でも非常に有意義です(日本の制度が海外のものより劣っているという意味ではありません)。CalCareersは誰でも閲覧できますので、ご関心のある方は是非アメリカの採用方法に触れてみてください。

CalCareers のWebサイトイメージ

CalCareers (https://www.calcareers.ca.gov/)

公認サークル:「議員交流フェスティバル」を開催しました

法学類公認サークルである金沢市選挙サポーターE7は、金沢市選挙管理委員会と協力して、選挙啓発活動や模擬投票の出前講座などを行っている団体です。

12月9日に、NPO法人ドットジェイピーとE7との共催で、石川県でおそらく初となる学生と議員との交流会「議員交流フェスティバル」を開催いたしました。議員は金沢市議会議員、石川県議会議員あわせて4名、学生は約20名が参加してくださいました。

当日は、初めての企画ということもあり、相互理解を深めることを目的とし、討論や議論ではなくフランクな対話が進むよう、学生も議員も参加者はニックネームで呼び合いながらジェスチャーゲームやグループワークなどを行ってもらいました。

今回は特定の政策について話し合うことはありませんでしたが、質疑応答では政策についての議論も盛り上がったので、次は学生と議員との政策討論会を開いてみることも検討中です。

今後も政治や選挙がみなさんにとってより身近に感じるような企画や啓発活動を行いますので、これからもE7をよろしくお願いします。最後にこの場を借りて、参加してくださった議員の皆様、広報やサポートをしてくださった金沢市選挙管理委員会の皆様、取材してくださった北國新聞様、そして参加してくださった学生の皆様に改めて感謝申し上げます。

議員交流フェスティバルのチラシ

議員交流フェスティバルのチラシ

(E7代表 F. R.)

 

寄稿:「コラボを通じての学び」

私たち大友ゼミ(知的財産法ゼミ)は、JA小松と株式会社あたらよとコラボし、香りがよく甘みも強いアロマレッドという品種の人参を使ったドレッシングを開発しました。

様々な方のご協力をいただきながらJAあぐりと小松市のJAまつりとでそのドレッシングの販促活動を行い、私たちには「モノを売る」という、よい経験になりました。

その後、小松の農家さんと出荷場で、規格外野菜が出てしまうことを知ったので、規格外野菜を使った商品もよいなと考えています。

販促活動の時に、お客様がアレルギー食品や添加物の有無をラベルで判断しているのを見ながら、私は「表示」について考えていました。今回の活動は知的財産法という分野の中でも標識法が関わるもので、なぜ表示が重要なのかを考えるという目的もありました。消費者の不安を取り除くことも表示が重要である理由でしょう。ドレッシングのラベルで添加物やアレルギー食品が入っていないのを確認しているお客さんが一定数いるのを見て、表示は消費者にとって大事なのだと実感します。商品のラベルが審査を必要とするのにも納得できます。ドレッシングを美味しいと買ってくれるお客様の笑顔に『表示』が関わっていると思うと感慨深く、法律は座学だけではないとわかった経験でした。

人参「アロマレッド」は色も綺麗です

「アロマレッド」は色も綺麗です

(法学類3年 知的財産法ゼミ長 S. K.)

 


  • 法学類の学生、卒業生、教員に関係するイベント等の情報を、ぜひお寄せください。
  • 関係者の皆様のご寄稿を歓迎します。採用された方には、法学類グッズを進呈します。
  • 本誌のバックナンバーは、金沢大学法学類Webサイト(https://law.w3.kanazawa-u.ac.jp/category/brochure/geppo)に掲載していますのでご覧ください
  • また、メールでの定期配信(無料)をご希望の方は、金沢大学人間社会系事務部学生課 (n-kyomu※adm.kanazawa-u.ac.jp)までお申し込みください(※マークをアットマークに変更してご利用ください)。
  • お読みになってのご意見ご感想は、上記メールアドレスまでお寄せください。

  • 法学類月報第115号(PDF版)は、こちらです。
  • なお、バックナンバーはこちらのページをご覧ください。
  • 第1号から第60号までの総目次を、こちらからご覧いただけます。

2023年12月25日13時40分:PDF版の河合先生の担当科目の表記を修正しました。